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…と言うより但馬の【お米】のコト

ってchina海側だから、海の幸が美味いんだろうなぁ…。

と、食への期待も一緒に移住してきまして、期待通りの美味しさをリーズナブルに堪能しております。

地元の方々は「普通でしょ」っておっしゃいますが、いえいえ、私にとってはかなり上等なことなんです。

 

それよりも、それよりもです。

 

それほど期待していなかったコトで衝撃的に嬉しい邂逅がありました。

それが、但馬のお米なんです。

北部はコシヒカリについていえば近畿・中四国では唯一の食味試験ランキング「特A」を獲得している地域で、ブランド米もたくさんあります。

8日(日)には、テレビでのブランド米「コウノトリ育むお米」が紹介されるそうです。

 

10~15年くらい前でしょうか、銀シャリブームってのがありまして、銘柄や炊き方・おかずなどにこだわったオシャレな銀シャリ専門店が数多くオープンしてました。

当時は私もそのブームに乗っかって、いくつかの銀シャリ専門店をまわっている中で、一夜一夜(羽釜炊き系)というお店で食べた「蛇紋岩米」が個人的には群を抜く美味しさでした。

この蛇紋岩米、café & meal MUJIでも使われているようですね。

ちなみに、私のふるさと三重県の四日市萬古焼(ばんこやき)のごはん鍋(三鈴陶器)がけっこう土鍋炊き系のお店で使われており、私も購入して土鍋炊きご飯をときどき楽しんでいます。

 

もともと玄米とか3分搗きとかが好きなので地元の方にお聞きしたら、玄米ならJAたじまの「たじまんま」にあるよ。という情報をいただき行ってみると、なんと蛇紋岩米が普通に売られてるじゃないですか。

しかも、量り売り。

でもって、注文後精米。

とどめに、他のブランド米より安い。

忘れかけていた憧れの存在との再会に歓喜しつつよくよく調べてみたら、但馬の内でものお隣、養父市は八鹿町の一部地区のみがまとまった量を収穫できる奇跡的な環境なんだそうで、他の地域からは幻のお米と呼ばれるのも首肯けます。

 

地元の方々は「知らない」とか「興味がない」っておっしゃいますが、それもそのはず、この地域ではブランド米じゃなくても十分美味しいお米が普通に食べられるんですから。

 

但馬の地に入り、蛇紋岩米と再会し、その育ての水で炊いて、普通に食べられる。という最上の幸福を噛みしめています。