Concept
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鞄の集大成と挑戦を、形に「TSUCHIYA バックパック」
「時を超えて愛される価値をつくる」── 私たちはこのミッションを体現するために、「Craftsmanship」「Creativity」「Timeless」という、 3つのブランド・アイデンティティを 大切にしながら、ものづくりを続けてきました。 このたび生まれた「TSUCHIYA バックパック」は、 そんな鞄の集大成であり、 新しいものづくりへの挑戦も含んでいます。 1965年の創業以来、50年以上にわたって ランドセルで培ってきたものづくりの知見と技術。 それらを、末永く愛用できる 快適な背負い心地と使い勝手の追求に注ぎ込み、 革ならではの豊かな造形を実現しました。
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Design
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デザイナーと職人のこだわりが詰まった美しいバランス
曲線と直線、シャープさと柔らかさ──鞄のランドセルと同様に相反する2つの要素を組み合わせ、素材感を生かし、持つ人を引き立たせる素直な形を目指しました。革の張り感やナチュラルな質感を生かした柔らかな造形は、革という素材の魅力を良く知るデザイナーと職人が互いの意見を尊重しつつ、率直にこだわりをぶつけ合うことから生まれたものです。 また、丸みを帯びながら下部を引き締めた上広がりの形にすることで、シャープさも感じさせる気持ちのいいバランスに。毎日見るたびに革のテクスチャーが変化し、どの角度からも楽しめるこのフォルムは、飽きが来ることなく永く愛用できる「Timeless」なデザインとなっています。
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Leather
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丈夫さと豊かな経年変化が
魅力の、
永く愛用できる革メイン素材に採用した「バケッタ・ミリングレザー」は、イタリア製の高級タンニン鞣し革。ナチュラルな風合いと豊かなシボが特徴で、使い込むほどに風合いが豊かさを増し、味わい深い光沢を重ねて使い手だけの表情になります。丈夫で長く使えるだけでなく、時間と共に愛着が増すこの革もまた、「Timeless」な背負い鞄をつくる上で欠かせない素材です。
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革の魅力を引き出す挑戦「シグネチャーレイズド」
今回の製作では、革の魅力を引き出すための新たな挑戦として「シグネチャーレイズド」仕様の特別バージョンを用意。鞄の頭文字“T”を規則性の連続模様としてあしらったオリジナルパターンを、熱成型で立体的に浮き出させました。 表層的な装飾としてではなく、無垢な風合いの素材を端正に組み合わせていくことの繰り返しで生まれる幾何学模様は、鞄の実直な「Craftsmanship」を表現。これを立体的に加工することで、荷物を入れたり持ち方を変えたりするたびに奥行きのある造形が陰影を生み、豊かな表情を見せます。
※革の魅力を引き出す、鞄の新しい表現方法「シグネチャーレイズド」について、詳しくはこちら
Quality
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ランドセルの知見を生かした
背負い心地と、新しさへの追求日々成長していく子どもたちの体に、6年間心地良く寄り添い続けるランドセル。そんな特別な鞄を50年以上にわたってつくり続けてきた鞄ならではの、技術とこだわりを示す「Craftsmanship」と創造性を大事にする「Creativity」が、このバックパックの使い勝手にもしっかりと息づいています。 特にこだわったのは、安定感のある快適な背負い心地。背面とショルダーベルトのクッション性、立ち上がり背カンによるフィット感の高さは、ランドセル製造の知見と技術が直接生かされたものです。 また、全体をメイン収納と背面側ポケット、前面上部のファスナーポケットの3層設計にし、これを上向きに広がるフォルムにまとめたのは、使い勝手の向上を目指した新しい試み。荷物が底部に溜まりにくく、全体の形が“下膨れ”にならないようになっているため、荷物が多くなっても美しい形をキープできるようになっています。
移転リニューアル記念京都店限定「ブルー」
6月に移転リニューアルする京都店では、風情ある京都の歴史的な街並みと新ブランドカラー「TSUCHIYA BLUE」からインスパイアされた、深みのあるブルーの「TSUCHIYA バックパック」コレクションを発売します。ご予約は、京都店のみでの受け付けです。
京都店について
移転リニューアルオープンを記念して、7月31日(月)までポップアップイベントを開催します。また、店内には関西初の「クラフツワークスタンド」を設置。鞄の新しい世界観をご体験ください。